こんにちは!かたふみです。
「小学生の野球では盗塁を禁止する」という声が出ています。
今回の記事で、元野球少年だった「かたふみ」がこの問題を深く掘り下げてみましょう。
少年野球で盗塁を禁止という声が出る理由と、禁止にすることによるメリットとデメリットをまとめていきたいと思います。
野球離れが問題になっている今、日本野球界の未来を左右する少年野球の盗塁問題について深い知識を得たい方は、さっそく読んでみてください。
少年野球における盗塁禁止の声が出る理由
少年野球における盗塁をめぐる議論は、メリットとデメリットの両方を含んでいるため、複雑なものとなっています。
少年野球で盗塁を認めることは、試合を盛り上げるという意味でメリットと言えます。
また、「盗塁」があることで、選手たちに守る側としての考え方や動き方や、攻める側のタイミングなどの概念を教えることで、選手が野球をより深く理解するのに役立ちます。
これは、"野球"というスポーツ全体を向上させることができます。
ポイント
盗塁があることで、野球というゲームをより深く理解することができる
一方、少年野球で盗塁を認めると、デメリットが目立ちすぎるという意見があります。
少年野球レベルでは、投手の制球力(クイック、コントロール)や野手(キャッチャーやショート、セカンド)の制球(肩の強さ)、守備動作や守備連携がまだまだ未熟です。
身体もまだまだ成長途中なので、子どもによって体格差ができてしまうでしょう。
野球レベルや体格差がみんなバラバラな少年野球で盗塁を許可すると、過度に攻撃的なプレーを助長し、怪我につながる可能性があります。
盗塁をしようとすると、野手と走者が衝突する危険性が出てきます。
また、対戦チームとのレベル差がありすぎると、バットを振らずに出塁することができます。
塁に出るとすぐに盗塁し、野手が守備の連携ミスでボールを後ろにそらし、走者が一気にホームまで帰還することがあります。
実力差があるチームの場合、初回から「四球→盗塁→守備の乱れ→得点」が「無限ループ」になって、早々にコールドゲームとなることもあるでしょう。
ポイント
小学生は成長途中で、子どもによって体格差がある
対戦相手とのレベル差があると、盗塁があることでコールドゲームになりやすい
少年野球における盗塁禁止に対する意見
野球少年における盗塁禁止の理由を解説してきましたが、世間では「盗塁禁止」に対する意見はどんなものがあるのでしょうか?
賛成意見と反対意見について、まとめていきます。
少年野球における盗塁禁止に賛成する意見
盗塁禁止に賛成する人は、盗塁が怪我や攻撃的なプレーにつながることをよく挙げています。
また、盗塁がバッティングやピッチングといった野球の本質的な部分から注意をそらすということも指摘されています。
少年野球における盗塁禁止に反対する意見
盗塁を禁止することに反対する人たちは、盗塁は実際に試合を盛り上げることができると主張しています。
また、盗塁は、指揮官である監督や選手が事前に相手投手のクセや相手野手の守備レベルを観察し、盗塁を成功できるかどうか考える必要があります。
選手自身も直感で「走れる!」と身体を動かす必要があるため、選手のゲームに対する理解を深めることにもつながるという意見がありました。
まとめ
盗塁を許可することには賛否両論があります。
盗塁禁止に賛成する人は、盗塁が過度に攻撃的なプレーにつながることを挙げ、反対する人は、盗塁は選手のゲームに対する理解を深めるのに役立つと主張しています。
少年野球における盗塁をめぐる議論は、野球好きな子どもをどうやって増やすかという問題にも直結してしまうほど複雑です。
野球好きなかたふみは、盗塁禁止は反対です。
ただ、子どもが野球をすることになり、この問題に直面すると盗塁禁止の意見に賛成する可能性もあります。
今後も少年野球の盗塁禁止問題は続きそうです^^
それでは!
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