こんにちは!かたふみです。
スーパーに行き驚いたことがありました。

今回は、毎日の食事に欠かせない卵の価格高騰の原因について、まとめていきたいと思います。
結論から言うと、原因は2つあります。
飼料の値上げによる価格転嫁と、鳥インフルエンザです。
値上げの原因を深く理解したい方は、さらに詳しく解説していきますので、ぜひ読み進めてください^^
最新の卵の価格推移
卵の価格が高騰していると言われても、いまいち卵の値段がどれだけ高騰しているかわかりませんよね?
総務省統計局に『全国の鶏卵1パック価格推移 / 過去96ヵ月』があるので確認してみましょう。
参考
出典:「鶏卵の販売価格・値段推移 全国」より
グラフからわかるように、2022年7月から価格が高騰していることがわかります。
白色卵Lサイズパック詰(10個入り)の2022年12月の全国平均価格は242円ということでした。
飼料のコスト。卵の値段にどう影響するか?
飼料費は卵の価格を決定する大きな要因です。
飼料代が高くなると、卵の値段も高くなります。
これは、生産者が飼料のコストを消費者に転嫁しなければならないためです。
近年、飼料価格は、世界情勢の影響による供給不足により、右肩上がりで上昇しています。
そのため、生産者は飼料コストの上昇分を消費者に転嫁し、それに伴い、卵の価格も上昇を余儀なくされています。
鳥インフルエンザが卵の価格に与える影響
卵の価格高騰のもう一つの原因は、鳥インフルエンザです。
農林水産省によると、今季の全国の累計殺処分対象数は過去最多の約1153万羽となったと発表しています。
出典:「令和4年度 鳥インフルエンザに関する情報について」より
鳥インフルエンザは感染力が非常に強く、卵を生むニワトリが大量に死亡するため、卵の生産量が減少してしまいます。
鳥インフルエンザが発生すると、生産者はウイルスを封じ込めるための対策を講じなければならず、その結果、感染したニワトリの群れは殺処分され、卵の生産ができなくなるます。
その結果、卵の生産コストが上昇し、結果的に卵の価格も上昇します。
まとめ
卵の価格高騰の原因について調べてきました。
例年は、年明けには卵の需要も収まり、価格が下がる傾向です。
ですが、今年は価格高騰の原因の一つ、鳥インフルエンザの影響で需要と供給のバランスがまた崩れてしまい、まだ価格は下がらないでしょう^^;
お金のかかる子育て世代には、つらい時期が長引きそうです。
それでは!
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